【動画】火山噴火をドローン撮影、レユニオン島

過去400年で150回以上噴火、世界で最も活発な火山の一つ

2017.03.02
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【動画】火山の噴火を上空から撮影
2017年2月24日のピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ火山。フランス領レユニオン島にあるこの火山は、17世紀以降、150回以上噴火している。写真家ジョナサン・パイエ氏がドローンを使って撮影した。

 花火のように噴き出す溶岩。それらが川となって流れ、灰色の地表を絶えず上塗りしていく。若かったころの地球は、こんな激しい姿だったのだろう。インド洋に浮かぶフランス領レユニオン島、ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ火山では、その景色を垣間見ることができる。(参考記事:「【動画】ハワイで「溶岩の滝」が海へ、圧巻の光景」

 マダガスカルから700キロほど東に位置するこの火山は、53万年にわたって活動を続け、非常に流動性の高い玄武岩質の溶岩を吐き出している。

 標高2631メートルのピトン・ドゥ・ラ・フルネーズはフランス語で「窯の峰」を意味する。17世紀以降、150回以上も噴火しており、今や世界でも最も活発な火山の一つとなっている。

 約90万のレユニオン島の住民たちは、いつも火山に警戒している。そんななか、ナショナル ジオグラフィックの写真コミュニティ「Your Shot」のメンバーである写真家、ジョナサン・パイエ氏がドローンを使って撮影した映像は、「窯の峰」の姿を細部に至るまで見せてくれた。(参考記事:「【動画】ドローンがとらえた煮えたぎる溶岩湖」

 パイエ氏は主に、火山や噴き出す溶岩の姿を撮影している。これは過酷で、ときに危険が伴う作業だ。有毒な二酸化硫黄のため、ガスマスクをつけてドローンを操縦しなければならないこともある。(参考記事:「本当に恐ろしい「カルデラ噴火」とは」

 しかし、パイエ氏の努力は報われた。2016年7月にはドローン空撮コンテスト「ドローンスタグラム」で、ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ火山の写真が自然と野生部門3位に入賞した。(参考記事:「ドローン空撮コンテスト、圧巻の入賞写真9点」

文=Michael Greshko/訳=鈴木和博

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