魚をくわえた魚がそのまま湖面で氷漬けに

本物と証明するため、氷もろとも掘り出して動画に撮影した

2017.02.10
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 米インディアナ州の湖で、2人の兄弟が思わぬ発見をした。凍り付いた湖面で何かが氷漬けになって固まっている。魚(バス)を飲み込もうとしている魚(パイク)だった。

 英テレグラフ紙によると、この兄弟はアントン・バビッチ氏とアレックス・バビッチ氏。氷上釣りに訪れたワワシー湖で、この珍しい光景に出くわした。写真に撮ってフェイスブックに投稿するとたちまち話題となり、「いいね!」が3900件を超え、1万5000回以上シェアされた。(参考記事:「ビニール袋の中で氷上釣りをする人々 写真10点」

 なかには、写真が本物かどうか疑うコメントもあった。そこで2人は再び湖へ行き、凍った魚を削り出して、証拠としてその様子をビデオに収めた。

 アントン氏はテレグラフ紙に対し次のように説明している。「1週間前、僕とアレックスは2匹の魚が氷漬けになっているすごい写真を撮って、フェイスブックに投稿したんです。写真はどんどん拡散されましたが、作り物じゃないかと怪しむ人もいました。僕たちはあの2匹を見つけた場所にもう一度行って、魚を氷の中から掘り出しました。このすごい現象をみんなと共有できるように」

 冒頭の動画で、2匹の魚を閉じ込めた氷の塊をチェーンソーで切り出す様子を見ることができる。

 こんな状態で氷漬けになった原因について、掲示板サイト「Reddit」ではいくつかの説が挙がったが、発見者のアレックス氏はカナダのテレビ局「グローバル・ニューズ」に対して次のように推測している。いわく、ある釣り人がバスを釣ったものの、小さかったので放してやった。しかし、そのバスは死に、氷が薄く張り始めていた湖面に浮かび上がってきたのだろう。「そのバスをパイクが見つけて、格好の餌と思って食い付いたものの、そのまま窒息して死んでしまったのでしょう」(参考記事:「アイスフィッシングの名所」

 息絶えた2匹は湖面近くで一緒に浮き上がった。その後、湖に張った氷は厚い層に成長し、2匹を閉じ込めてしまったのだろうとアレックスさんは考えている。(参考記事:「氷漬けのヘラジカ2頭見つかる、格闘中だった」

文=Heather Brady/訳=高野夏美

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