コスタリカ首都近郊で火山噴火、写真7点

トゥリアルバ山が過去6年で最大規模の噴火、地震も頻発

2016.05.24
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高さ3000mの噴煙を上げているトゥリアルバ山(PHOTOGRAPH BY EZEQUIEL BECERRA, AFP, GETTY IMAGES)
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 5月21日、中米コスタリカ中部のトゥリアルバ火山が、高さ3000mにも達する噴煙を上げた。噴火の影響で、数百人が呼吸困難で病院に運ばれ、数十便のフライトが迂回を余儀なくされている。(参考記事:「北朝鮮の聖なる火山「白頭山」に噴火の兆候」

 同火山は首都サンホセから東に約40kmの位置にある。現地の報道によると、ビルは灰にまみれ、硫黄の臭いが漂っているという。

 コスタリカにはたくさんの休火山があるが、トゥリアルバ山は定期的に噴火する活火山として知られている。サンホセの空港は昨年、噴火による視界不良で2回閉鎖されている。米スミソニアン研究所グローバル火山活動プログラムによると、最新の火山活動は5月16日の爆発で始まり、以降複数回の長くて強い地震が続いている。(参考記事:「史上最大の噴火は世界をこれだけ変えた」

 とりわけ5月21日の噴火は強力だった。火山学者のジーノ・ゴンザレス氏は記者会見で、「過去6年間で最も強烈な噴火だと思います」と述べた。

 トゥリアルバ山は、米国のセントへレンズ山やイタリアのエトナ山と同じ成層火山として知られている。成層火山は最も強力な火山であり、爆発すると有毒ガスや火砕物が山腹を流れくだることがある。(参考記事:「【動画】圧倒的、チリ・カルブコ火山の噴火」

 トゥリアルバ山は標高3340mで、面積73平方kmにわたって広がっており、コスタリカでも有数の大きさを誇る。かつては火口まで登ることができたが、火山活動の増加を受けて現在は閉鎖されている。(参考記事:「予知できる噴火、できない噴火」

【フォトギャラリー】コスタリカ、トゥリアルバ山の噴火 写真6点
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