【動画】シカ3頭がコンビニに乱入でドタバタ劇

床をすべり、商品をぶちまけ、ガラスに突進

2017.02.08
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 冗談のような話だが、カナダのとあるコンビニエンス・ストアに、3頭のシカがとび込んできた。出口を探して店内をドタバタと走り回った揚げ句、1分ほどして無事に外へ出ていった。

 動画は1月30日の朝、カナダのニューブランズウィック州にあるガソリンスタンドのコンビニで、防犯カメラがとらえたもの。店内にいた人は急いでカウンターの後ろに避難し、シカたちはツルツルした床に足を滑らせながら必死で走り回り、棚にぶつかっては並べられた商品をぶちまけ、店内をめちゃめちゃにしている。

 3頭はガラスに向かって何度も突進し、店から出ようとするが、どうにも出られない。その様子を外で見ていた人がついに扉を開けたままにしてくれたので、シカたちは店からとびだすことができた。

 シカたちはコンビニにやってくる前、何らかの危機的状況に陥り、逃げようとしていたのでないかと、シカの専門家であるビル・サミュエル氏は言う。(参考記事:「【動画】ヘラジカ、住宅地で迫力のガチンコ対決」

「ガラス戸からそのまま外に出られると考えたのでしょう。鳥がガラス窓に気づかずにぶつかってしまうことがありますが、あれと同じです」とサミュエル氏は言う。「店の中に入ってしまったので、シカはますますパニックに陥ったのでしょう」(参考記事:「特集:星空をとりもどせ」

 シカはよく、人の居住地の境界ぎりぎりまで近づくが、それはそこに行けば食べ物にありつけると知っているからだ。サミュエル氏が住むカナダのエドモントンでは、広い川が街を横切っており、たまに迷い込んできた野生動物が、人がいる場所、たとえば一般道や幹線道路、住宅の裏庭に姿を現すという。(参考記事:「クマと人の遭遇が急増、北米」

 そのせいで、野生動物がパニック状態に陥ることがある。今回の場合、シカを助ける適切な方法は、シカの体の上に毛布を投げかけて捕まえた後に安全な場所に移すか、もしくは、映像で見物人がしたように、扉を開けておいてやることだ。(参考記事:「【動画】赤ちゃんゾウを穴から救出、母の元に」

文=Heather Brady/訳=潮裕子

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