息をのむほど美しいISSからの10枚の写真

国際宇宙ステーションより。拡大して見てまたびっくり!

2015.09.25
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スコット・ケリー宇宙飛行士がツイッターに投稿した天の川の写真。"135日目の天の川。古くて、埃まみれで、ガスっぽくて、歪んでいて。でも美しい。宇宙ステーションより。おやすみなさい!”と書かれていた。PHOTOGRAPH BY SCOTT KELLY, NASA
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 NASAのスコット・ケリー宇宙飛行士とロシアのミハエル・コニエンコ宇宙飛行士が、現在、宇宙の微小重力環境が人体に与える影響の実験台になっている。

 9月15日、2人は国際宇宙ステーション(ISS)に滞在予定である342日間の半分を消化した。NASAの宇宙飛行士にとっては最長記録だ(ロシアの宇宙飛行士は、宇宙ステーション「ミール」で、1年以上のミッションを何度か経験している)。

 2人は身体に起こる変化を記録し続けており、そこから得られた情報は、人類が火星へと旅立つ際の準備に使われるかもしれない。(参考記事:「有人火星探査、“模擬実験”で実現」

 ケリー氏のデータは、一卵性双生児の兄弟であるマーク・ケリー元宇宙飛行士と比較される。異なる環境が、遺伝子が同じ人物の体と体内の細菌に、どんな違いを生じさせるかを調べるためだ。

 研究内容の1つは体液シフトだ。重力がないと、ふだんは脚部にあるはずの体液が上半身に移動してしまう。すると、頭の中の圧力が高まり、視力に問題が生じることがある。それを防ぐため、彼らは脚に血液を戻す「チービス(Chibis)」というロシアの装置をテストしている。(参考記事:「宇宙医学が貢献するアンチエイジング」

 実験台として散々な目に遭っている2人だが、ときには息をのむような光景というご褒美が与えられている。たとえば、宇宙ステーションは90分で地球を1周するため、日の出と日の入りを毎日16回拝める。

 2人の滞在6カ月を祝し、これまでに撮られた美しい写真から、10枚を厳選してお届けしよう。

日の出、日の入り

PHOTOGRAPH BY NASA
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 ISSは、秒速8kmで移動し、90分で地球を1周している。そのため乗組員は、1日に16回の日の出と日の入りを経験する。(参考記事:「日はまた昇る、ISSより」

海の色

PHOTOGRAPH BY SCOTT KELLY, NASA
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 スコット・ケリー宇宙飛行士のツイートによると、バハマは「リフレッシュできる景色」だそうだ。彼は再び、同じ景色に出会うことになる。宇宙ステーションは、2日おきに地球上の同じ場所を通過するからだ。

オーロラ

PHOTOGRAPH BY SCOTT KELLY, NASA
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 宇宙から見たオーロラ。北極光および南極光とも呼ばれるオーロラは、宇宙からやってきた荷電粒子が地球の大気と衝突し、さまざまな色の光を放つ現象である。(参考記事:「オーロラと大気光、2月ベストフォト」

地球の裏側を上から

PHOTOGRAPH BY SCOTT KELLY, NASA
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 スコット・ケリー宇宙飛行士は、このオーストラリアの景色のおかげで1日を明るく過ごせたとツイートした。彼にはまだ、このような景色を見るチャンスがたくさん残されている。ミハエル・コニエンコ宇宙飛行士と彼は、2016年3月3日に帰還の予定。

おやすみ、お月さま

PHOTOGRAPH BY SCOTT KELLY, NASA
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 ISSの太陽電池が灯りをともすと、夜空では太陽と月の次に明るいため、地球から肉眼で見ることができる。(参考記事:「すばる望遠鏡とISSの軌跡」

光のショー

PHOTOGRAPH BY SCOTT KELLY, NASA
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 宇宙ステーションのなかでは、いつか人類を火星に送るための研究が行われている。同時に、外では地球で光のショーが繰り広げられている。(参考記事:「火星への有人飛行が意味するもの」

キュービズム

PHOTOGRAPH BY SCOTT KELLY, NASA
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 ISSから見たスペイン沿岸の景色。さまざまな色がパッチワーク状に見える。スペインのペドロ・デューク宇宙飛行士を含め、この15年間でISSには15カ国の乗組員が滞在した。

緑の光

PHOTOGRAPH BY SCOTT KELLY, NASA
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 オーロラは、さまざまな形、大きさ、色に変化する。スコット・ケリー宇宙飛行士は、この写真とともにツイートした。”またオーロラを通り抜けた。明らかに今日は太陽が活発だ”

こんばんは、日本

PHOTOGRAPH BY SCOTT KELLY, NASA
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 スコット・ケリー宇宙飛行士は、この日本の夜の写真に添えたツイートで、日本人の油井亀美也宇宙飛行士に言及している。“こんばんは、日本。今、油井亀美也宇宙飛行士に、夜の地球の写真の撮り方を教えているところです”

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文=Rachel A. Becker/訳=堀込泰三

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