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日本の百年

- JANUARY 2017 -

ナショナル ジオグラフィック協会 写真資料室から

ねんねんころりよ 子守をする少女たち

 赤ん坊をおぶった少女が2人。小さな弟か妹の子守をしているところだろうか。「日本では“おんぶ”が乳母車の代わり」という説明とともに、1933(昭和8)年3月号に掲載された。


 昔の日本では農村でも都会でも、子どもたちが小さいうちから家事や家業を手伝い、幼い弟妹の子守をする姿もよく見られた。さらに時代をさかのぼれば、口減らしのため、よその家に子守奉公に出される子どもたちも大勢いた。童謡「赤とんぼ」に歌われた「ねえや」のような娘たちが、ふるさとを離れて働いていたのだ。


 子守として働きに出るのは女の子が多かったが、その後の主な進路といえばお嫁に行くか、女中になるか、女工になるか。少女たちの進める道は多くの場合、限られていた。


写真=E. GERTRUDE BEASLEY/NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE

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