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日本の百年

- NOVEMBER 2017 -

ナショナル ジオグラフィック協会 写真資料室から

寒い季節においしい 広島名物といえば

 枝の付いた竹の棒が干潟に何百本も立ち、その前で男性たちが何やらごつごつしたものをかき集めている。ここは広島市の沿岸部。ごつごつしている広島名物といえば……そう、カキだ。海に浮かべた筏(いかだ)を使う現代の養殖法とは似ても似つかないが、20世紀初めにはこの「篊(ひび)建て養殖法」が使われていた。1913(大正2)年3月号のカキ特集に掲載された一枚だ。


 特集の筆者は当時、米国漁業局の副長官を務めていたヒュー・M・スミス。その説明によると、まず竹の篊にカキの幼生を付着させ、そこで1~2年育てた後、干潟の砂の上にまいて、2~3歳になったところで収穫する。スミスはこの独特な養殖法に興味津々で、篊が干潟に整然と並んだ様子を遠くから眺め、「水産物というよりも農作物を育てているようだ」と描写した。。


 広島湾でのカキ養殖の歴史は古く、一説によれば450年以上前に始まったという。「米国で入植者の子孫がカキ養殖の必要性に気づくはるか以前から、日本ではカキの養殖が行われていた」とスミスは感心していた。


写真=HUGH M.SMITH,U.S.BUREAU OF FISHERIES

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