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日本の百年

- AUGUST 2017 -

ナショナル ジオグラフィック協会 写真資料室から

米兵も興味津々 終戦直後のねぶた

「これはいったい何ですか?」と進駐軍の大佐に話しかけられ、笑顔で応対する和服姿の女性たち。戦後の占領期に撮影された写真で、1950(昭和25)年5月号に掲載された。説明文で「巨大な張り子のサムライ」と形容されたのは、青森のねぶたである。


 古くは江戸時代に記録が残る青森のねぶたは、日中戦争が勃発した1937年から、戦時中はほぼ中止されていた。復活したのは終戦後の46年。青森市発行の『青森ねぶた誌』によれば、「軍国調にならない範囲で」と注意を受け、「進駐軍に気がねしながら」2地区でねぶたが運行されたという。


 戦後、年を追うごとに規模を拡大したねぶたは、58年に「青森ねぶた祭」と名称を変え、今では数百万人が訪れる日本最大級の夏祭りとなった。


写真=J. BAYLOR ROBERTS/NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE

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