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小さな農業大国の最新技術が、深刻な食料危機を回避する鍵を握っている。

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オランダが救う世界の飢餓

小さな農業大国の最新技術が、深刻な食料危機を回避する鍵を握っている。

文=フランク・ビビアーノ/写真=ルカ・ロカテッリ

 オランダは国土が狭く、人口密度が高い。あらゆる面で大規模農業は無理だと思われていた。ところが今や、国土面積が自国の270倍もある米国に次いで、金額ベースでは世界第2位の食料輸出国だ。

 大躍進を実現させたブレーン的存在が、世界トップクラスの農業研究機関であるワーヘニンゲン大学研究センター(WUR)だ。このセンターは首都アムステルダムの南東80キロにある。一帯はシリコン・バレーならぬフード・バレーと呼ばれ、農業技術を開発するベンチャー企業や実験農場が集まっている。

 地球の人口は、2050年までに100億人に達すると予測されている。それまでに食料生産を飛躍的に増やし、同時に水や化石燃料の消費を切り詰めないと、10億人以上が飢餓に直面するおそれがある。飢餓とどう闘うのかは、21世紀の最も切迫した課題といえる。この問題に、最新テクノロジーで解決策を見いだせると考えているのが、フード・バレーの起業家たちなのだ。

※この続きは、ナショナル ジオグラフィック2017年9月号(amazon)でどうぞ。

編集者から

 大規模な温室栽培などで飛躍的に農業生産量を増やしているオランダの特集です。個人的に注目しているのは、元工場の屋上を利用した「農場兼養殖場」。これ、究極の(?)循環型農業施設なんですが、財政破綻をした米国のデトロイトでも同様に、元酒屋を改装して野菜と魚を育てていたことを思い出しました(2015年5月号特集「取り戻せ!われらのデトロイト」)。日本でも、都心の近郊を車で走ると廃屋が多いことに気づきますが、積極的に採用してみてはどうでしょう? 「もうやってますよ!」という方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報ください。(編集H.O.)

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