世界一深い洞窟を探して、中央アジアの険しい山岳地帯へ。ロッククライミングの末にようやくたどり着いた洞窟は、地下のどこまで続いているのか。

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ウズベキスタン 底知れない洞窟へ

世界一深い洞窟を探して、中央アジアの険しい山岳地帯へ。ロッククライミングの末にようやくたどり着いた洞窟は、地下のどこまで続いているのか。

文=マーク・シノット/写真=ロビー・ショーン

 ウズベキスタンの奥地にあるバイスンタウ山脈は、政情不安もあって容易には近づけない地域だ。それでも「ダークスター」と、近くにある「フェスティバルナヤ」という二つの洞窟は、探検家を魅了してきた。

 ダークスターという名称は、1970年代の米国SF映画に由来する。その入り口は1984年にロシア人が発見していたが、実際に到達して洞窟探検を始めたのは英国の探検隊で、1990年のことだった。以来ダークスターは、百戦錬磨の洞窟探検家たちを引きつけている(二つの洞窟はつながっている可能性もある)。

世界最深の洞窟を求めて

 ダークスターの魅力は、登山家が高峰に感じる魅力と通じるものがある。違うのは一つだけ。世界最高峰はエベレストだとわかっているが、地下世界では新たな巨大洞窟がどこに隠れているかわからず、いくら探検してもきりがないという点だ。現時点で最深と確認されているのは、地下2197メートルまで続くジョージアのクルーベラ洞窟だが、未踏の領域が多いダークスターは、その記録を更新する筆頭候補だ。

ウズベキスタンの複雑に入り組んだ洞窟「ダークスター」は難所の連続だ。探検チームの一人、マーク・シノットが、狭いトンネル内をはうようにして進む。

※この続きは、ナショナル ジオグラフィック2017年3月号でどうぞ。

編集者から

 洞窟ファンのみなさま、大変お待たせしました! 本誌では2011年1月号「世界最大の洞窟を踏破した!」以来、ほぼ6年ぶりの洞窟探検特集です。洞窟探検家としては「新米」という筆者が、地下のどこまで続くかわからない暗黒世界に挑みます。その一部始終は写真だけでは伝えきれません。ハラハラドキドキの探検記を、ぜひ本誌でお楽しみください。(T.F.)

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