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世界の百年

- JUNE 2016 -

50年後の和解

 1926年6月、米軍と先住民が激しい戦闘を繰り広げた「リトルビッグホーンの戦い」の戦後50周年式典が、戦場となったモンタナ州で開かれた。握手を交わすのは、敵対していたゴッドフリー元准将(眼鏡の男性)と先住民だ。ルーペでのぞくと、インディアン戦争で戦ったことを示す記章を着けているのがわかる。彼らは互いの戦死者をたたえ、和解の証しにスー族の戦士ホワイト・ブルの斧(おの)を埋める儀式を行った。


 インディアン戦争の戦跡を訪れたエドウィン・ウィシャードの一連の写真は、この式典の1年後にナショナル ジオグラフィック英語版に掲載された。銃や大砲を備えた騎兵隊を、先住民たちがいかに巧みに攻め立て、全滅させたのかも書かれている。戦いから3日後の1876年6月28日付の日誌に、ゴッドフリーは現場の惨状をこうつづった。「川の浅瀬から山の尾根まで、遺体があちこちに散乱していた。数えられるだけでも212体を埋葬した」


――イブ・コナント

写真=EDWIN L. WISHERD, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE

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