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日本の百年

- SEPTEMBER 2016 -

ナショナル ジオグラフィック協会 写真資料室から

松の木陰でお勉強

 松の木陰で、袴(はかま)姿の女学生たちが草の上に座って何やら熱心に勉強している。1908(明治41)年2月号に掲載された一枚だ。


 明治時代に入って女学校が相次いで設立されると、「女学生は何を着るべきか」という問題が持ち上がった。椅子に座って授業を受ける際、着流しの着物では裾が乱れやすい。そこでズボン状の袴が採用されたが、男装のようだと世間には不評で「醜くあらあらしい」などと非難を浴びて姿を消した。かといって着流しの難点は変わらず、洋装にはコストがかかる。そこで登場したのが、スカート状の袴だ。海老茶色の袴は女学生の服装としてすっかり定着した。後に洋装の普及とともにセーラー服にその座を譲るが、今でも大学などの卒業式では定番の装いとなっている。


写真=UNDERWOOD AND UNDERWOOD/NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE

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