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日本の百年

- MAY 2016 -

ナショナル ジオグラフィック協会 写真資料室から

とろけるような温泉の快感

 露天風呂で打たせ湯を楽しむ人々。長野県の白骨(しらほね)温泉で撮影されたもので、1921年7月号「日本の地理」に掲載された。筆者は登山家のウォルター・ウェストン。1888年に宣教師として来日、延べ十数年の日本滞在中に各地の山に登り、「日本アルプス」を世界に紹介したことでも知られる。


 日本人の温泉好きに感銘を受けたウェストンは、「日本人は熱しやすく冷めやすいとも言われるが、その温泉好きだけは変わりそうにない」と書いている。ウェストン自身もハードな登山の後は温泉でくつろぐのが楽しみだったようで、白骨のほか中房(なかぶさ)、小渋、蓮華など多くの秘湯に立ち寄った。富山県の立山温泉(現在は廃湯)では、地元の農民たちでにぎわう混浴の大浴場で入浴し、「体の節ぶしがとろけるような快感にひたった」という。


写真=WALTER WESTON/NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE

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